自己免疫疾患と免疫力-体質改善という観点から-

◆自己免疫疾患とは

「自己免疫疾患」とは、本来外敵を排除するはずの免疫細胞が誤作動によって自分自身の細胞や組織を攻撃し始めてしまうために起こる疾患。
全身に症状が出る全身性自己免疫疾患と特定の臓器に症状が出る臓器特異性があり、代表的なものは下記になります。

全身性自己免疫疾患…膠原病、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、多発性筋炎、強皮症、シェーグレン症候群、ベーチェット病 など
臓器特異性自己免疫疾患…バセドウ病、橋本病、緊縮性胃炎、己免疫性肝炎、クローン病、グッドパスチャー症候群、大動脈炎症候群、急速進行性糸球体腎炎など)、血液(自己免疫性溶血性貧血など)、皮膚(円形脱毛症など)、筋(重症筋無力症など、ギラン‐バレー症候群、特発性無精子症や習慣性流産 など

◆自己免疫疾患の原因

自己免疫疾患の原因は詳しくはわかっていませんが、「免疫力」低下による免疫細胞の誤作動(過剰反応)が一因であると考えられます。
免疫力という言葉はよく耳にしますが、いったいどういったものでしょうか。免疫とは、体内に侵入するウィルスや細菌を排除する身体の防衛システム。
司令塔は「免疫細胞」。そこから指示を受けて作られた「抗体」が、細菌やウイルスなどの「抗原」を不活性化させます。

免疫細胞は過去の防衛を記憶しますので、同じウィルスや細菌から再び攻撃を受けたときは、抗体を素早く作り、撃退します。
例えばインフルエンザの予防接種もこの免疫システムを利用したもの。毒性を弱めたウイルス(=ワクチン)を体内に入れ、抗体を作らせることにより、実際そのウイルス侵入時に、いち早く免疫細胞が反応して抗体を大量に作り出せるようにします。

免疫力とは、①ウイルスや細菌の侵入(ときには癌細胞の増殖)を的確に判断し、②迅速に抗体を作り出せる力のことです。
免疫細胞は本来自己の細胞に対して抗体を作り出すことはありません。
しかし、免疫力が弱まると免疫細胞が誤作動を起こし、自己の細胞に対しても攻撃を始めてしまうことがあります。
この事故の細胞に対する攻撃が自己免疫疾患を引き起こします。

免疫力は20~30代をピークに、40代で半分となり、以降は加速度的に落ちていくため、40代以上の方は要注意。
また、ホルモンバランスの乱れも関係することから、女性の発症率が高めなのも特徴です。

◆自己免疫疾患の治療法

関節リウマチなど一部の疾患では新薬が開発されています。しかし、多くの自己免疫疾患では有効な治療法が少なく、免疫系を抑制する薬や炎症を和らげる抗炎症薬が対症療法的に用いられている状態です。
これらはあくまで対症療法ですので、根本的な改善にならないことも多くあります。薬の種類によっては強い副作用もあるので要注意。

また、正常な免疫反応も抑制してしまうため、結果として感染症やがんを発症するリスクを高めてしまうという面もあります。
決定的な治療法が見つかっていないというのが現状です。

◆自己免疫疾患と体質改善

自己免疫疾患の原因となるのは免疫力の低下。免疫力の低下理由&改善のキーワードは、〔A〕生活習慣〔B〕腸内環境〔C〕細胞膜です。

〔A〕生活習慣

対策として、栄養バランスよく食べ、よく眠り、散歩程度でも身体を動かすといったことはもちろんですが、身体を冷やさないことも大切。免疫力は体温が1℃下がると30%ダウンし、逆に1℃上がると最大5~6倍アップするといわれ、身体を温めることがとても大切です。特に冬は暖かい肌着を着たり、ゆっくり湯船に浸かるなどのケアをしましょう。その他にも喫煙や過剰な飲酒、そして部屋の空気が悪くても免疫力の低下を招きます。

〔B〕腸(内)環境が悪化すると免疫力の低下を招く

免疫細胞の約6~7割が腸内にあるといわれています。腸そのものを元気にすることと、腸内細菌(善玉菌・悪玉菌)のバランスを整えていくことが重要。現代の食生活では限界があるため、腸そのものを整える細胞膜サプリや乳酸菌・ビフィズス菌ヨーグルトやサプリを積極的にとるようにしてください。

〔C〕本当のキーマンは免疫細胞の細胞膜

西洋医学的には「抗体」にばかり意識が向きますが、その前提となる免疫細胞による判断力が非常に重要です。どれだけ抗体をたくさん生み出しても、作り出す抗体そのものが間違っていたら意味がありません。アレルギーや自己免疫疾患のように、免疫異常となって排除すべき相手を間違うことになりかねません。

さらに、実はその免疫細胞に情報伝達するのが「(免疫細胞の)細胞膜」なのです。門番であり、裏の司令塔といえる存在。
免疫細胞が正しく判断するためには、細胞膜が正常化していないと、元から情報がズレてしまうことになります。上記〔B〕でも腸そのものを整えるのは、結局のところ細胞膜です。つまり、細胞膜の改善が自己免疫疾患改善の最重要ポイントであるといえます。

必須脂肪酸の「EPA」「γ-リノレン酸」には細胞膜を正常化する働きがあるので、積極的に摂取していきましょう。

細胞の生まれ変わり(ターンオーバー)について、腸は数日、免疫細胞は3~4ヶ月程度かかるといわれています。
体質改善期間の目安にして頂ければ幸いです。

細胞の生まれ変わり周期に関するコラムはこちら

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